channel_verify
(PayChan Amendmentが有効になっている必要があります。)
channel_verify
メソッドは、特定額のXRPをPayment Channelから清算するときに使用できる署名の有効性を検証します。
リクエストのフォーマット
リクエストのフォーマットの例:
{ "id":1, "command":"channel_verify", "channel_id":"5DB01B7FFED6B67E6B0414DED11E051D2EE2B7619CE0EAA6286D67A3A4D5BDB3", "signature":"304402204EF0AFB78AC23ED1C472E74F4299C0C21F1B21D07EFC0A3838A420F76D783A400220154FB11B6F54320666E4C36CA7F686C16A3A0456800BBC43746F34AF50290064", "public_key":"aB44YfzW24VDEJQ2UuLPV2PvqcPCSoLnL7y5M1EzhdW4LnK5xMS3", "amount":"1000000" }
リクエストには以下のパラメーターが含まれます。
フィールド | 型 | 説明 |
---|---|---|
amount | 文字列 | 指定されたsignature で承認するXRP、drop単位の額。 |
channel_id | 文字列 | XRPを供給するChannelのChannel ID。これは64文字の16進文字列です。 |
public_key | 文字列 | Channelの公開鍵と、署名の作成に使用されたキーペア(16進数またはXRP Ledgerのbase58形式)。[更新: rippled 0.90.0][新規: rippled 0.90.0] |
signature | 文字列 | 検証する署名(16進数)。 |
レスポンスのフォーマット
処理が成功したレスポンスの例:
{ "id":1, "status":"success", "type":"response", "result":{ "signature_verified":true } }
このレスポンスは標準フォーマットに従っており、正常に完了した場合は結果に次のフィールドが含まれます。
フィールド | 型 | 説明 |
---|---|---|
signature_verified | ブール値 | true の場合、示されている額、Channel、公開鍵で署名が有効です。 |
注意: これは、Channelに十分なXRPが割り当てられていることを確認するものではありません。クレームが有効であると判断する前に、最新の検証済みレジャーでこのChannelを調べ、このChannelがオープンでありそのamount
の値がクレームのamount
以上であることを確認してください。このためにはaccount_channelsメソッドを使用します。
考えられるエラー
- 汎用エラータイプのすべて。
invalidParams
- 1つ以上のフィールドの指定が正しくないか、1つ以上の必須フィールドが指定されていません。publicMalformed
- リクエストのpublic_key
フィールドが、正しいフォーマットの有効な公開鍵ではありません。公開鍵は33バイトであり、base58または16進数で表記されている必要があります。アカウントの公開鍵のbase58表現は文字a
から始まります。16進表現は66文字です。channelMalformed
- リクエストのchannel_id
フィールドが有効なChannel IDではありません。Channel IDは256ビット(64文字)の16進文字列である必要があります。channelAmtMalformed
- リクエストのamount
に指定された値が、有効なXRPの額ではありませんでした。