# PermissionedDomain

[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/master/include/xrpl/protocol/detail/ledger_entries.macro#L451-L461)

`PermissionedDomain`レジャーエントリは、単一の[許可型ドメイン](/ja/docs/concepts/tokens/decentralized-exchange/permissioned-domains)インスタンスを記述します。[PermissionedDomainSetトランザクション](/ja/docs/references/protocol/transactions/types/permissioneddomainset)を送信することで、許可型ドメインを作成できます。

*([PermissionedDomains amendment](/ja/resources/known-amendments#permissioneddomains)が必要です )*

## のJSONの例


```json
{
  "LedgerEntryType": "PermissionedDomain",
  "Fee": "10",
  "Flags": 0,
  "Owner": "rf1BiGeXwwQoi8Z2ueFYTEXSwuJYfV2Jpn",
  "OwnerNode": "0000000000000000",
  "Sequence": 390,
  "AcceptedCredentials": [
    {
        "Credential": {
            "Issuer": "ra5nK24KXen9AHvsdFTKHSANinZseWnPcX",
            "CredentialType": "6D795F63726564656E7469616C"
        }
    }
  ],
  "PreviousTxnID": "E7E3F2BBAAF48CF893896E48DC4A02BDA0C747B198D5AE18BC3D7567EE64B904",
  "PreviousTxnLgrSeq": 8734523,
  "index": "3DFA1DDEA27AF7E466DE395CCB16158E07ECA6BC4EB5580F75EBD39DE833645F"
}
```

## のフィールド

[共通フィールド](/ja/docs/references/protocol/ledger-data/common-fields)に加えて、エントリには次のフィールドがあります。

| フィールド | JSONの型 | [内部の型](/ja/docs/references/protocol/binary-format) | 必須? | 説明 |
|  --- | --- | --- | --- | --- |
| `AcceptedCredentials` | 配列 | Array | はい | このドメインへのアクセスを許可する1から10個の[AcceptedCredentials](#acceptedcredentials%E3%82%AA%E3%83%96%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88)オブジェクトのリスト。配列は発行者でソートされて保存されます。 |
| `Owner` | 文字列 - [アドレス](/ja/docs/references/protocol/data-types/basic-data-types#%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9) | AccountID | はい | このドメインの所有者のアドレス。 |
| `OwnerNode` | 文字列 | UInt64 | はい | 所有者ディレクトリが複数のページで構成されている場合、このエントリにリンクする所有者ディレクトリのページを示すヒント。 |
| `PreviousTxnID` | 文字列 - [ハッシュ](/ja/docs/references/protocol/data-types/basic-data-types#%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5) | Hash256 | はい | このエントリを最後に変更したトランザクションの識別ハッシュ。 |
| `PreviousTxnLgrSeq` | 数値 | UInt32 | はい | このオブジェクトを最後に変更したトランザクションを含む[レジャーのインデックス][Ledger Index]。 |
| `Sequence` | 数値 | UInt32 | はい | このエントリを作成したトランザクションの`Sequence`値。 |


### AcceptedCredentialsオブジェクト

`AcceptedCredentials`配列の各メンバーは、次のネストされたフィールドを持つ内部オブジェクトです。

| フィールド | JSONの型 | [内部の型](/ja/docs/references/protocol/binary-format) | 必須? | 説明 |
|  --- | --- | --- | --- | --- |
| `Issuer` | 文字列 - [アドレス](/ja/docs/references/protocol/data-types/basic-data-types#%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9) | AccountID | はい | 資格情報の発行者。 |
| `CredentialType` | 文字列 | Blob | はい | 資格情報の種類。これは、発行者が資格情報を発行するときに設定する1から64バイトの任意の値です。 |


注記
通常のJSON形式では、内部オブジェクトは、内部オブジェクトの種類を定義する名前を持つ1つのフィールドを持つオブジェクトでラップされます。この場合、ラッピングフィールドは`Credential`と呼ばれます。


```json
"AcceptedCredentials": [
    {
        "Credential": {
            "Issuer": "ra5nK24KXen9AHvsdFTKHSANinZseWnPcX",
            "CredentialType": "6D795F63726564656E7469616C"
        }
    },
    // ... 追加のCredential内部オブジェクト ...
]
```

## のフラグ

エントリには、フラグは定義されていません。

## の準備金要件

エントリは、所有者の準備金要件に対して1つのアイテムとしてカウントされます。

エントリは、削除ブロッカーであり、つまり、アカウントがエントリを所有している場合、アカウントは削除できません。

##  IDのフォーマット

エントリのIDは、次の値を順番に連結した[SHA-512Half](/ja/docs/references/protocol/data-types/basic-data-types#%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5)です。

1. の名前空間キー(`0x0082`)
2. 所有者のアカウントID
3. 作成したトランザクションのシーケンス番号