Ticket
(TicketBatch amendmentが必要です)
Ticket
オブジェクトタイプは、将来の使用のために確保されたアカウントシーケンス番号を追跡するTicketを表します。TicketCreate トランザクションで新しいチケットを作成することができます。
TicketのJSONの例
{ "Account" : "rEhxGqkqPPSxQ3P25J66ft5TwpzV14k2de", "Flags" : 0, "LedgerEntryType" : "Ticket", "OwnerNode" : "0000000000000000", "PreviousTxnID" : "F19AD4577212D3BEACA0F75FE1BA1644F2E854D46E8D62E9C95D18E9708CBFB1", "PreviousTxnLgrSeq" : 4, "TicketSequence" : 3 }
Ticketのフィールド
共通フィールドに加えて、Ticketエントリは以下のフィールドを使用します。
フィールド | JSONの型 | 内部の型 | 必須? | 説明 |
---|---|---|---|---|
Account | 文字列 | AccountID | はい | このチケットを所有するアカウントです。 |
LedgerEntryType | 文字列 | UInt16 | はい | 文字列Ticket にマッピングされた値0x0054 は、このオブジェクトが Ticketエントリであることを示しています。 |
OwnerNode | 文字列 | UInt64 | はい | 送金元の所有者ディレクトリが複数ページで構成されている場合に、このオブジェクトにリンクしているページを示すヒントです。注記: このオブジェクトには、オブジェクトを含む所有者ディレクトリへの直接リンクは含まれていません。これは、その値をAccount から取得できるためです。 |
PreviousTxnID | 文字列 | Hash256 | はい | 最後にこのオブジェクトを変更したトランザクションの識別用ハッシュ。 |
PreviousTxnLgrSeq | 数値 | UInt32 | はい | 最後にこのオブジェクトを変更したトランザクションを含むレジャーインデックス。 |
TicketSequence | 数値 | UInt32 | はい | 本チケットが設定するシーケンス番号。 |
Ticketの準備金
Ticket
エントリは、台帳上にエントリがある限り、それを作成したアカウントの所有者準備金の対象の1つとしてカウントされます。チケットを使用すると、準備金が解放されます。
Ticketのフラグ
Ticket
エントリに定義されているフラグはありません。
Ticket IDのフォーマット
TicketオブジェクトのIDは、以下の値がこの順序で連結されているSHA-512ハーフです
- Ticketスペースキー (
0x0054
) - チケットの所有者のアカウントID
- チケットの
TicketSequence