NFTokenModify
NFTokenModify
は、NFTのURI
フィールドを別のURIに変更し、NFTのサポートデータを更新するために使用されます。NFTは、tfMutable
フラグが設定された状態でミントされている必要があります。ダイナミックNFTをご覧ください。
NFTokenModify JSONの例
{
"TransactionType": "NFTokenModify",
"Account": "rHb9CJAWyB4rj91VRWn96DkukG4bwdtyTh",
"Owner": "rogue5HnPRSszD9CWGSUz8UGHMVwSSKF6",
"Fee": "10",
"Sequence": 33,
"NFTokenID": "0008C350C182B4F213B82CCFA4C6F59AD76F0AFCFBDF04D5A048C0A300000007",
"URI": "697066733A2F2F62616679626569636D6E73347A736F6C686C6976346C746D6E356B697062776373637134616C70736D6C6179696970666B73746B736D3472746B652F5665742E706E67"
}
NFTokenModify フィールド
共通フィールドに加えて、NFTokenModifyトランザクションは以下のフィールドを使用します。
フィールド | JSONの型 | 内部の型 | 説明 |
---|---|---|---|
TransactionType | 文字列 | UINT16 | NFTokenModify |
Account | 文字列 | AccountID | NFTの発行者または許可されたアカウントの一意のアドレス。 |
Owner | 文字列 | AccountID | (任意) NFTの所有者のアドレス。Account とOwner が同じアドレスの場合、このフィールドは省略します。 |
NFTokenID | 文字列 | Hash256 | NFTを識別する一意のID。 |
URI | 文字列 | Blob | (任意) 最大256バイトの任意のデータ。JSONでは、16進数の文字列としてエンコードされます。xrpl.convertStringToHex ユーティリティメソッドを使用してURIを16進数に変換できます。これは、NFTに関連するデータまたはメタデータを指すURIです。URIはHTTPまたはHTTPS URL、IPFS URI、マグネットリンク、RFC 2379 "data" URLとしてエンコードされた即値データ、または発行者固有のエンコードをデコードできます。URIは検証されません。URIを指定しない場合、既存のURIは削除されます。 |
エラーケース
すべてのトランザクションで発生する可能性のあるエラーに加えて、NFTokenModifyトランザクションでは、次のトランザクション結果コードが発生する可能性があります。
エラーコード | 説明 |
---|---|
tecNO_PERMISSION | tfMutable フラグが有効になっていないため、URI フィールドを更新できません。また、Account フィールドがNFTの発行者または許可された発行者でない場合、このエラーを受け取ることがあります。 |