validation_seed
validation_seed
コマンドは、rippledが検証の署名に使用するシークレット値を一時的に設定します。サーバを再起動すると、この値は構成ファイルに基づいてリセットされます。
validation_seed
リクエストは、権限のないユーザは実行できない管理メソッドです。
リクエストのフォーマット
リクエストのフォーマットの例:
{
"id": "set_seed_1",
"command": "validation_seed",
"secret": "BAWL MAN JADE MOON DOVE GEM SON NOW HAD ADEN GLOW TIRE"
}
リクエストには以下のパラメーターが含まれます。
Field | 型 | 説明 |
---|---|---|
secret | 文字列 | (省略可) 指定されている場合は、この値はキーペアの検証のためのシークレット値として使用されます。有効なフォーマットには、XRP Ledgerのbase58フォーマット、RFC-1751、またはパスフレーズがあります。省略されている場合は、ネットワークへの検証の提案が無効になります。 |
レスポンスのフォーマット
処理が成功したレスポンスの例:
200 OK
{
"result" : {
"status" : "success",
"validation_key" : "BAWL MAN JADE MOON DOVE GEM SON NOW HAD ADEN GLOW TIRE",
"validation_public_key" : "n9Jx6RS6zSgqsgnuWJifNA9EqgjTKAywqYNReK5NRd1yLBbfC3ng",
"validation_seed" : "snjJkyBGogTem5dFGbcRaThKq2Rt3"
}
}
このレスポンスは標準フォーマットに従っており、正常に完了した場合は結果に次のフィールドが含まれています。
Field | 型 | 説明 |
---|---|---|
validation_key | 文字列 | (提案が無効な場合には省略可)これらの検証クレデンシャルのシークレットキー(RFC-1751フォーマット)。 |
validation_public_key | 文字列 | (提案が無効な場合には省略可)これらの検証クレデンシャルの公開鍵(XRP Ledgerのbase58エンコード文字列フォーマット) |
validation_seed | 文字列 | (提案が無効な場合には省略可)これらの検証クレデンシャルのシークレットキー(XRP Ledgerのbase58エンコード文字列フォーマット) |
考えられるエラー
- 汎用エラータイプのすべて。
badSeed
- リクエストに無効なシークレット値が指定されていました。この場合は通常、シークレット値が異なるフォーマットの有効文字列(アカウントアドレス、検証の公開鍵など)である可能性があります。