Linuxでの自動更新
Linuxでは、rippled
が1回限りのcron
構成を使用して最新バージョンに自動的にアップグレードされるように設定できます。可能であれば自動更新を有効にしておくことが推奨されます。
以下の手順では、rippled
がyum
リポジトリから(CentOS/RedHat)、またはapt
(Ubuntu/Debian)を使用してインストールされていることを前提としています。
自動更新を設定するには、以下の手順に従います。
/opt/ripple/etc/update-rippled-cron
が存在することを確認します。存在しない場合は、(CentOS/Red HatまたはUbuntu/Debianを)手動で更新します。cron.d
フォルダーに、/opt/ripple/etc/update-rippled-cron
構成ファイルへのsymlinkを作成します。$ sudo ln -s /opt/ripple/etc/update-rippled-cron /etc/cron.d/
このcron構成は、インストール済みの
rippled
パッケージを新版のリリース後1時間以内に更新するためのスクリプトを実行します。同時に更新を実行しているすべてのサーバが停止する可能性を抑えるため、このスクリプトはrippled
サービスを再起動しません。手動再起動しますまで、以前のバージョンを実行し続けます。新しいリリースが公開された後、
rippled
サービスを手動再起動する。sudo systemctl restart rippled.service
注意
将来的には、Rippleのリポジトリが変更された場合に、更新を検索するスクリプトが実行されるURLの手動更新が必要となることがあります。必要な変更についての最新情報は、XRP Ledgerブログまたはripple-serverメーリングリストでお知らせします。