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DID

[[ソース]](https://github.com/XRPLF/rippled/blob/master/src/ripple/protocol/impl/LedgerFormats.cpp#L330-L341 "ソース)

(DID Amendment が必要です。)

DIDのレジャーエントリは、単一のDIDへの参照、またはそれに関連するデータを保持します。

DID JSONの例

{
    "Account": "rpfqJrXg5uidNo2ZsRhRY6TiF1cvYmV9Fg",
    "DIDDocument": "646F63",
    "Data": "617474657374",
    "Flags": 0,
    "LedgerEntryType": "DID",
    "OwnerNode": "0",
    "PreviousTxnID": "A4C15DA185E6092DF5954FF62A1446220C61A5F60F0D93B4B09F708778E41120",
    "PreviousTxnLgrSeq": 4,
    "URI": "6469645F6578616D706C65",
    "index": "46813BE38B798B3752CA590D44E7FEADB17485649074403AD1761A2835CE91FF"
}

DIDのフィールド

共通フィールドに加えて、DIDエントリは以下のフィールドを使用します。

フィールドJSONの型内部の型必須?説明
Account文字列AccountIDはいDIDを管理するアカウント。
DIDDocument文字列BlobいいえDIDに関連付けられたW3C規格のDIDドキュメント。DIDDocumentフィールドの有効性はチェックされず、最大長は256バイトに制限されます。
Data文字列BlobいいえDIDに関連付けられたID情報の公開証明。Dataフィールドの有効性はチェックされず、最大長は 256 バイトに制限されます。
LedgerEntryType文字列UInt16はい文字列DIDにマップされる値0x0049は、このオブジェクトがDIDオブジェクトであることを示します。
OwnerNode文字列UInt64はいディレクトリが複数のページで構成されている場合に、送信者のオーナーディレクトリのどのページがこのエントリにリンクしているかを示すヒント。
PreviousTxnID文字列Hash256はいこのオブジェクトを最近変更したトランザクションの識別ハッシュ。
PreviousTxnLgrSeq数値UInt32はいこのオブジェクトを最後に変更したトランザクションを含むレジャーインデックス。
URI文字列Blobいいえ対応するDIDドキュメントまたはDIDに関連付けられたデータを指すユニバーサルリソース識別子。このフィールドにはHTTP(S)URLまたはIPFS URIを指定できます。このフィールドの有効性はチェックされず、最大長は256バイトに制限されます。

DIDの準備金

DIDオブジェクトを作成したアカウントには、1つの所有者準備金が発生します。

DIDのフラグ

DIDエントリにはフラグが定義されていません。

DID IDのフォーマット

DIDエントリのIDは以下の値のSHA-512Halfを順番に連結したものです:

  1. DIDのスペースキー(0x0049).
  2. DIDを管理するAccountID。