FeeSettingsオブジェク トタイプには、現在の基本トランザクションコストと、手数料投票により決定する準備金の額が含まれています。各レジャーバージョンには最大で1つの FeeSettingsオブジェクトが含まれています。
FeeSettingsオブジェクトの例。
{
"BaseFee": "000000000000000A",
"Flags": 0,
"LedgerEntryType": "FeeSettings",
"ReferenceFeeUnits": 10,
"ReserveBase": 20000000,
"ReserveIncrement": 5000000,
"index": "4BC50C9B0D8515D3EAAE1E74B29A95804346C491EE1A95BF25E4AAB854A6A651"
}FeeSettingsオブジェクトのフィールドは次のとおりです。
| 名前 | JSONの型 | 内部の型 | 説明 |
|---|---|---|---|
LedgerEntryType | 文字列 | UInt16 | 値0x0073が文字列FeeSettingsにマッピングされている場合は、このオブジェクトにレジャーの手数料設定が含まれていることを示します。 |
BaseFee | 文字列 | UInt64 | 「リファレンストランザクション」のトランザクションコスト(XRPのdrop数、16進数) |
ReferenceFeeUnits | 数値 | UInt32 | 「手数料単位」に変換されたBaseFee |
ReserveBase | 数値 | UInt32 | XRP Ledgerのアカウントの基本準備金(XRPのdrop数)。 |
ReserveIncrement | 数値 | UInt32 | 所有するオブジェクトごとに増加する所有者準備金(XRPのdrop数)。 |
PreviousTxnID | 文字列 | UInt256 | このエントリを最後に変更したトランザクションの識別ハッシュ。 fixPreviousTxnID amendmentが必要です。 Loading... |
PreviousTxnLgrSeq | 数値 | UInt32 | このエントリを最後に変更したトランザクションが含まれるレジャーインデックス。 fixPreviousTxnID amendmentが必要です。 Loading... |
警告
このレジャーオブジェクトのJSONフォーマットは一般的ではありません。
BaseFee、ReserveBase、およびReserveIncrementはXRPのdrop数を示しますが、通常のXRP指定フォーマットではありません 。FeeSettingsオブジェクトIDは、FeeSettingsスペースキー(0x0065)のハッシュのみです。つまり、レジャーのFeeSettingsオブジェクトのIDは常に次の値になります。
4BC50C9B0D8515D3EAAE1E74B29A95804346C491EE1A95BF25E4AAB854A6A651