rippledサーバはピアツーピア通信を圧縮することで帯域幅を節約できますが、その代償としてCPU使用率が高くなります。回線圧縮を有効にすると、サーバは回線圧縮を有効にしているピアサーバとの通信を自動的に圧縮します。
サーバで回線圧縮を有効にするには、以下の手順を実行します。
$ vim /etc/opt/ripple/rippled.cfg推奨インストールでは、デフォルトで/etc/opt/ripple/rippled.cfgという設定ファイルを使用します。その他の場所としては、$HOME/.config/ripple/rippled.cfg($HOMEはrippledを実行しているユーザのホームディレクトリです)、$HOME/.local/ripple/rippled.cfgまたはrippledを起動した現在の作業ディレクトリがあります。
圧縮を有効にするには
[compression]
true圧縮を無効にするにはfalseを使用します(デフォルト)。
$ sudo systemctl restart rippled.service再起動後、サーバは回線圧縮を有効にしている他のピアとの間で自動的に回線圧縮を使用します。