CheckCreate
(Checks Amendmentが必要です)
レジャーにCheckオブジェクトを作成します。これにより指定の送金先は後日換金することができます。このトランザクションの送信者はCheckの送金元です。
CheckCreate JSONの例
{ "TransactionType": "CheckCreate", "Account": "rUn84CUYbNjRoTQ6mSW7BVJPSVJNLb1QLo", "Destination": "rfkE1aSy9G8Upk4JssnwBxhEv5p4mn2KTy", "SendMax": "100000000", "Expiration": 570113521, "InvoiceID": "6F1DFD1D0FE8A32E40E1F2C05CF1C15545BAB56B617F9C6C2D63A6B704BEF59B", "DestinationTag": 1, "Fee": "12" }
CheckCreate フィールド
共通フィールドに加えて、CheckCreateトランザクションは以下のフィールドを使用します。
フィールド | JSONの型 | 内部の型 | 説明 |
---|---|---|---|
Destination | 文字列 | AccountID | Checkを換金できるアカウントの一意アドレス。 |
SendMax | 通貨額 | Amount | Checkで送金元から引き落とすことができる送金元通貨の最大額(XRP以外の通貨の送金手数料を含む)。Checkは同一通貨の送金先にのみ入金可能です(XRP以外の通貨の場合は同一イシュアーから)。XRP以外の金額の場合、入れ子フィールドの名前にはアルファベットの小文字のみ使用してください。 |
DestinationTag | 数値 | UInt32 | (省略可) Checkの理由を明確にする任意のタグ、または支払先となる、ホスティングされている受取人。 |
Expiration | 数値 | UInt32 | (省略可) Checkが無効になる時刻(Rippleエポック以降の経過秒数)。 |
InvoiceID | 文字列 | Hash256 | (省略可) このCheckの具体的な理由または識別子を表現する任意の256ビットハッシュ。 |
エラーケース
Destination
アカウントがCheckの着信をブロックしている場合、トランザクションは結果コードtecNO_PERMISSION
で失敗します。 (DisallowIncoming amendment が必要です。)Destination
がトランザクションの送信者である場合、トランザクションは結果コードtemREDUNDANT
で失敗します。Destination
アカウントがレジャーに存在していない場合、トランザクションは結果コードtecNO_DST
で失敗します。Destination
アカウントでRequireDestフラグが有効であるが、トランザクションにDestinationTag
フィールドが含まれていない場合、トランザクションは結果コードtecDST_TAG_NEEDED
で失敗します。SendMax
に凍結されているトークンが指定されている場合、トランザクションは結果コードtecFROZEN
で失敗します。- トランザクションの
Expiration
が過去の日時である場合、トランザクションは結果コードtecEXPIRED
で失敗します。 - Checkの追加後に送金元が所有者準備金条件を満たすのに十分なXRPを保有していない場合、トランザクションは結果コード
tecINSUFFICIENT_RESERVE
で失敗します。 - Checkの送金元または送金先のいずれかがレジャーでこれ以上のオブジェクトを所有できない場合、トランザクションは結果コード
tecDIR_FULL
で失敗します。