CredentialCreate
CredentialCreateトランザクションは、レジャーにCredentialを作成します。Credential(資格情報)の発行者はこのトランザクションを使用して、暫定的に資格情報を発行します。Credentialは、その対象アカウントがCredentialAcceptトランザクションで承認するまで有効になりません。
CredentialCreate JSONの例
{
"TransactionType" : "CredentialCreate",
"Account": "ra5nK24KXen9AHvsdFTKHSANinZseWnPcX",
"Subject": "rsUiUMpnrgxQp24dJYZDhmV4bE3aBtQyt8",
"CredentialType": "6D795F63726564656E7469616C",
"Fee": "10",
"Flags": 0,
"Sequence": 234200
}
CredentialCreateのフィールド
共通フィールドに加えて、CredentialCreateトランザクションは以下のフィールドを使用します。
フィールド | JSON型 | 内部の型 | 必須? | 説明 |
---|---|---|---|---|
Subject | 文字列 - アドレス | AccountID | はい | 資格情報の対象アカウント。 |
CredentialType | 文字列 - 16進数 | Blob | はい | このエントリが表す資格情報の種類を定義する任意のデータ。最小長は1バイトで、最大長は64バイトです。 |
Expiration | 数値 | UInt32 | いいえ | この資格情報が期限切れとみなされる時間(リップルエポックからの秒数)。 |
URI | 文字列 | Blob | いいえ | 関連する検証可能な資格情報ドキュメントを参照できるURLなど、資格情報に関する任意の追加データ。存在する場合、最小長は1バイトで最大は256バイトです。 |
トランザクションのAccount
フィールド(送信者)は、資格情報の発行者です。発行者と対象(Subject)アカウントは同じアカウントでも構いません。
エラーケース
すべてのトランザクションで発生する可能性のあるエラーの他に、CredentialCreateトランザクションでは以下のトランザクション結果コードが発生する可能性があります。
エラーコード | 説明 |
---|---|
tecDUPLICATE | 同じSubject、Issuer、およびCredentialTypeを持つCredentialがすでに存在しています。 |
tecEXPIRED | Credentialの有効期限に過去の日時が設定されています。 |
tecNO_TARGET | Subject フィールドで指定されたアカウントはレジャーで資金提供されているアカウントではありません。 |
temDISABLED | 関連するAmendmentが有効になっていません。 |
temINVALID_ACCOUNT_ID | 提供されたSubject フィールドが無効です。例えば、ACCOUNT_ZEROが含まれている場合です。 |