PaymentChannelFund
PayChan Amendmentにより追加されました。
Payment ChannelにXRPを追加する、有効期限の更新も可能。このトランザクションは、Channelの支払元アドレスだけが使用できます。
PaymentChannelFundの例:
{ "Account": "rf1BiGeXwwQoi8Z2ueFYTEXSwuJYfV2Jpn", "TransactionType": "PaymentChannelFund", "Channel": "C1AE6DDDEEC05CF2978C0BAD6FE302948E9533691DC749DCDD3B9E5992CA6198", "Amount": "200000", "Expiration": 543171558 }
PaymentChannelFund フィールド
共通フィールドに加えて、PaymentChannelFundトランザクションは以下のフィールドを使用します。
フィールド | JSONの型 | 内部の型 | 説明 |
---|---|---|---|
Channel | 文字列 | Hash256 | 資金供給するChannelの一意のID(64文字の16進文字列)。 |
Amount | 文字列 | Amount | Channelに追加するXRP、drop単位の正の額。 |
Expiration | 数値 | UInt32 | (省略可) Channelに新たに設定するExpiration の時刻(Rippleエポック以降の経過秒数)。現行時刻にChannelのSettleDelay を加えた時刻よりも後であるか、またはChannelの既存のExpiration よりも後である必要があります。Expiration 時刻の経過後には、トランザクションがそのChannelにアクセスするとChannelが閉鎖し、トランザクションの通常の処理は行われません。Channelの閉鎖時には未使用のXRPはすべて支払元アドレスに返金されます。(Expiration は、Channelの不変のCancelAfter 時刻とは別のものです。)詳細は、PayChannelレジャーオブジェクトタイプをご覧ください。 |
エラーケース
すべてのトランザクションで発生する可能性のあるエラーに加えて、PaymentChannelFundトランザクションでは、次のトランザクション結果コードが発生する可能性があります。
エラーコード | 説明 |
---|---|
tecINSUFFICIENT_RESERVE | 支払元アカウントが必要準備金のXRPを持っていません。 |
tecNO_DST | 送金先アカウントが削除されていました。 この可能性は、Payment Channelの作成時はfixPayChanRecipientOwnerDir amendmentが有効になった(2020-05-01)前の場合だけです。 |
tecNO_ENTRY | Channel フィールドに指定されたPayment Channelがありません。 |
tecNO_PERMISSION | トランザクションの送金元アカウントはPayment Channelの支払元アカウントではありまっせん。 |
tecUNFUNDED | 送金元アカウントは必要準備金以上に指定されたXRPを持っていません。 |
temBAD_AMOUNT | トランザクションのAmount フィールドの指定が正しくない。負もゼロも無効です。 |
temBAD_EXPIRATION | Expiration フィールドの指定が正しくない。 |