EscrowCreate
Escrow Amendmentにより追加されました。
Escrowプロセスが終了または取り消されるまでXRPを隔離します。
EscrowCreate JSONの例
{ "Account": "rf1BiGeXwwQoi8Z2ueFYTEXSwuJYfV2Jpn", "TransactionType": "EscrowCreate", "Amount": "10000", "Destination": "rsA2LpzuawewSBQXkiju3YQTMzW13pAAdW", "CancelAfter": 533257958, "FinishAfter": 533171558, "Condition": "A0258020E3B0C44298FC1C149AFBF4C8996FB92427AE41E4649B934CA495991B7852B855810100", "DestinationTag": 23480, "SourceTag": 11747 }
EscrowCreate フィールド
共通フィールドに加えて、EscrowCreateトランザクションは以下のフィールドを使用します。
フィールド | JSONの型 | 内部の型 | 説明 |
---|---|---|---|
Amount | 文字列 | Amount | 送金元の残高から差し引いてエスクローに留保するXRP、drop単位の額。エスクローに留保されたXRPはDestination アドレスに送金されるか(FinishAfter 時刻の経過後)、または送金元に戻されます(CancelAfter 時刻の経過後)。 |
Destination | 文字列 | AccountID | エスクローに留保されたXRPを受領するアドレス。 |
CancelAfter | 数値 | UInt32 | (省略可) このEscrowの有効期限(Rippleエポック以降の経過秒数)。この値は変更できません。この時刻の経過後にのみ資金を送金元に返金できます。 |
FinishAfter | 数値 | UInt32 | (省略可) Escrowに留保されたXRPを受取人に対してリリースできる時刻(Rippleエポック以降の経過秒数)。この値は変更できません。この時刻に達するまでは資金を移動できません。 |
Condition | 文字列 | Blob | (省略可)PREIMAGE-SHA-256 Crypto-conditionを表す16進数値。この条件が満たされている場合にのみ、資金を受取人に送金できます。 |
DestinationTag | 数値 | UInt32 | (省略可) Escrowに留保されている支払いの宛先(宛先アドレスでホスティングされている受取人など) を詳しく指定するための任意のタグ。 |
CancelAfter
とFinishAfter
のいずれかを指定する必要があります。両方を指定する場合は、FinishAfter
の時刻がCancelAfter
の時刻よりも前でなければなりません。
fix1571 Amendmentが有効な場合は、FinishAfter
、Condition
のいずれかまたは両方を指定する必要があります。